エンタメ

Pixiv騒動2022の炎上理由は？退会・アカウント削除・垢消しはなぜ？

Pixiv騒動2022の炎上理由は？退会・アカウント削除・垢消しはなぜ？

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

 

Pixiv(ピクシブ)で炎上騒動が起きているのはなぜ？

Pixiv(ピクシブ)でセクハラ（性加害）があったのは本当？

Pixiv(ピクシブ)の退会・アカウント削除（垢消し）と何が関係あるの？

 

こういった疑問にお答えします。

 

2022年5月27日～28日にかけて、なぜかPixivで炎上騒動や退会・アカウント削除（垢消し）ムーブメントが起きていました。

これに対し、ネット上では以下のような話題が多く見つかり、問題視されていました。

  • Pixivで炎上騒動が起きているのはなぜ？
  • Pixivでセクハラ（性加害）があったのは本当？
  • Pixivの退会・アカウント削除（垢消し）と何が関係あるの？

 

そこで、本記事ではこのような疑問にお答えしていきたいと思います。

 

Pixiv騒動2022の炎上理由は性加害（セクハラ）？

Pixivで退会・垢消し理由は？二次創作絵や小説はどうなる？

 

Pixivでの炎上騒動や、退会・アカウント削除（垢消し）ムーブメントについて解説していきます。

一体Pixivで何があったのでしょうか？

 

実は、5月27日に発覚した「とある事件」が発端となったことが判明しています。

 

Pixiv騒動2022で炎上したセクハラ（性加害）問題

 

とある事件とは何なのでしょうか。

実は、Pixiv社内に勤めるトランスジェンダー社員に対し、同社の男性上司が数年にわたってセクハラ（性加害）を行っていたという事件が発生していました。

 

 

上記ツイートにある通り、トランスジェンダーの方に対して気味の悪い行為を繰り返し実施していたそうです。

 

ちなみに、トランス女性が受けた被害はこれだけではありません。

彼女が受けた行為を、下記に簡単にまとめました。（ドン引き注意です）

 

  • 2018年4月入社当日、歓迎会でPixiv執行役員上司から腰に手を回され、これまでの性的経験などについて聞かれ、わいせつな言葉を掛けられる
  • 「キャバ嬢にしか見えない」「ハプニングバー通いしてそうな顔だ」と言われる
  • 性同一性への理解を欠いた謝罪「男だから平気だと思った」などと言われる
  • 手を握られたうえ、性的な質問をされた
  • 弁護士に相談し、男性上司と執務フロアを分離する措置を約束し、執行役員を解任されたものの、結局１年間は同じ事業部に配属されるなど、措置が徹底されなかった。

出典：livedoorNEWS

 

以上のような被害を受けていたようです。

一度謝罪があったものの、「男だから平気だと思った」はあまりにも配慮が足りなすぎですよね。

しかもその後、弁護士に相談し「事業部を一緒にしない」などの約束を会社と取り付けたものの、１年間は同じ事業部で配属されていたみたいです。

あまりにも鬼畜すぎます。

 

しかもPixivでは過去にも、アイドル「虹のコンキスタドール」の元メンバーの女性に対し、Pixiv社長がセクハラ行為を行っていたことが判明しています。

 

 

  • 京都旅行に強引に同行し、同じ宿の同じ部屋に泊まることを強要した
  • アルバイトとして、全身をマッサージさせた
  • 脱衣所で盗撮行為をした
  • フラッシュバックで大学受験断念

出典：livedoorNEWS

 

被害内容を簡単にまとめると以上の通りです。

具体的な被害内容を確認したところ、筆者も気分が悪くなりました。

覚悟してご覧ください。

 

そして、今回起きた事件に対し、Pixivから正式にトランスジェンダーへのSOGIハラスメントを認め、以下の通り謝罪をしています。

 

 

上記の通り、Pixivから謝罪の意・今後の取り組みについて発表されています。

今後こういった問題を繰り返さないよう、しっかり対策を取ってくれることを期待しましょう。

 

ちなみに、SOGI（ソジ）ハラスメントの「SOGI」がそもそも知らない方のために、簡単に解説をします。

 

SOGI（ソジ）とは

 

SOGI（ソジ）とは「Sexual Orientation and Gender Identity」それぞれの頭文字を取った言葉です。

それぞれの意味は以下の通りです。

 

■Sexual Orientation：性的指向

好きになる性を指します。

つまり、自分がどんな相手を好きになるかという、恋愛の対象を表すものです。

 

■Gender Identity：性自認

自分が自覚している心の性を意味します。

こちらはつまり、自分の「身体的」な性別に関係なく、「自分が自覚している」心の性別のことを指します。

今回のケースでいえば、被害を受けた方は「男性の身体」として出生していても、自分の自覚している心の性としては「女性」である、ということになります。

 

LGBT・トランスジェンダー・SOGIなど色々な単語があって分かりにくいかと思いますので、マインドマップで図解しました。

 

■マインドマップ

Pixiv騒動2022の炎上理由は？退会・アカウント削除・垢消しはなぜ？

 

以上の通り、SOGIとは、LGBT・異性愛に限らず、全ての人に当てはまる「人の持つ属性のひとつ」と言えます。

 

たとえばあなたの身体的性別が「女性」として、心の性も「女性」であるとします。（性自認は女性ということ）

そしてあなたが好きになる性は「男性」だとします。（性的指向は男性）

これもまさに、SOGIのひとつと言えます。（性的指向が男性で、性自認が女性である）

これを「一般的だろ」と悪気はなくても相手に押し付けてしまうと、SOGIハラスメントとなりうる可能性があるわけです。（これが今回の事件そのもの）

 

繰り返しにはなりますが、SOGIとは特定の人にのみ当てはめた言葉ではなく、すべての人に当てはまるもの、ということを忘れてはいけません。

 

 

Pixiv騒動2022の炎上で退会・アカウント削除・垢消しする理由は？

 

Pixivで発生している騒動や事件は先ほど説明した通りですが、この件がなぜ「退会・アカウント削除（垢消し）ブーム」につながるのでしょう。

結論として、このムーブメントの目的は以下の通りです。

Pixivの社内体質に対する抗議の一環として、大量のアカウントで「退会・アカウント削除（垢消し）」を実行している

簡潔にいいますと、以上のような理由になります。

 

数えればキリがないですが、Pixiv騒動に対しSNS上では以下のような反応が多く見つかります。

 

 

上記ツイート以外にも、山ほど見つかります。

Pixivの退会・アカウント削除（垢消し）の理由は、Pixivへの抗議活動を目的として、多くのユーザーが実践していることがよくわかりますね。

筆者個人的には、こうした退会行為より、Pixivへの問い合わせ窓口にメールや電話をするなどして、正式に抗議のメッセージを届けることを推奨します。

 

ちなみに、SNS上でPixiv退会行為を促すようなマネだけは絶対にやめましょう。

やっていることが脅迫と同義ですし、Pixivの正常な社員の方たちのことを思慮していない感情に任せた脊髄反射的な行為は、まさに今回の事件そのものです。

ぜひ、ご自身のやっていることを鏡を見ながら冷静に振り返ってください。

（筆者はひっそり活動するただの絵師ですので、関係者の回し者ではありません。）

 

Pixiv騒動2022の炎上で退会・アカウント削除・垢消しする必要はある？

 

Pixivで退会・アカウント削除（垢消し）がそもそも必要な行為なのでしょうか？

結論から言いますと、退会・アカウント削除（垢消し）する必要はありません。

 

とはいえ、退会・アカウント削除（垢消し）自体はアカウント保有者自身の意思に基づいて行う分には自由です。

しかし、SNS上のムーブメントに乗っかって「よし！気色悪いから垢消ししよう！」というのは少し踏みとどまった方が良いかと思います。

 

理由は以下の通り。

 

  • 退会・アカウント削除後（垢消し）、読者に対してどう説明し、どのように誘導する？
  • 突然のアカウント削除について、読者の気持ちは考えたことがあるか？
  • Pixivの正常な社員さんへの気持ちは考えたか？

 

こういった内容についてご自身の胸に手を当ててよくお考え下さい。

それでもご自身で手を下したいと思うのであれば、Pixivアカウント削除していただいても良いと思います。

しかし、自分の意思で決めた「Pixivアカウント削除」によって発生するであろう、さまざまな影響に対し、みっともない言い訳をするなどという、惨めな姿を読者さまに晒さないようにしましょう。

 

ちなみに筆者はPixivアカウント削除はしませんでした。

やはり、Pixivというプラットフォームを利用する読者さんが多いのは間違いありません。

このため、プラットフォーム変更の通知・教育が十分に行き届いていないのにもかかわらず「Pixivでヤバイことが起きてるから、プラットフォーム変えましたわｗ」という自分勝手な理由を唐突に押し付けるのは、どうも違う気がしまして。

読者さんからしたら「いや知らんがな…勝手にPixiv消さないでよ…」と思う方もいるはずです。

 

とはいえ、気分を損ねる事件であることもまた事実。

ですから以下のような順番で徐々にやっていこうかな、と考えています。

結論から言いますと、「ひとつだけのプラットフォームに依存せず、ある程度分散させていく」ということを考えています。

 

  1. Pixivの退会・垢消し・投稿削除・非公開は行わない
  2. Pixivへの投稿は継続しつつ、投稿内の文章に「プラットフォームを移行中」であることを示し、徐々に読者への理解を促す（教育する）

 

実際にやるかどうかはさておき、こんな感じのことをぼんやり考えています。

 

Pixiv騒動2022の炎上で絵や小説が見れない場合はどうする？

Pixivで退会・垢消し理由は？二次創作絵や小説はどうなる？

 

さて、Pixiv以外のプラットフォームで考えた場合、移行先はなにが最適なのでしょうか。

  • 投稿者の視点（筆者みたいな絵師とか）
  • 読者の視点

この２つの視点から十分に検討していきたいところです。

そして難しいのが「投稿者の視点と読者の視点は決して、完全一致しない」という点です。（たぶん）

以上の点を踏まえたうえ、いずれかを選択していく必要があるでしょう。

 

ニコニコ静画

 

やはりニコニコ静画が最適かなあ…なんて思ってます。

今のところ最有力候補ですね。

そもそもニコニコというプラットフォーム自体、ブランディングが確立していて、なにより読者になじみ深いんじゃなかろうか、という点を考えるとベターかなと思います。

しかし一方、「ニコニコは独自すぎる」といった口コミもあるため、投稿者的な視点では「なんともいえんなあ…」といった感じです。

 

 

やはりオタの私たちは結局、ニコニコさんに帰結する運命なのかもしれません。

 

＞＞ニコニコ静画【公式】

 

Art Station

 

「Art Station」は今回初めて知ったのですが…、実質「海外版のPixiv」なんて言われているようです！

 

 

グラフィックを中心としたアートが投稿されていて、特にポートフォリオや作品販売の機能も充実しているみたいで、クリエイターにはとてもありがたいプラットフォームになりそうです。

 

＞＞Art Station【公式】

 

TINAMI

 

「TINAMI」とは、TINAMI社運営するイラスト投稿SNSとなっています。

1990年代後半に設立されたwebサイトであり、歴史のあるサイトといった印象があります。

2008年ごろからはSNSが急速に普及した背景もあって、イラスト投稿＋コミュニケーション（SNS)ができるサイトとして運営されるようになりました。

 

筆者的にはニコニコの次…くらいには考えています。

実際、今回の事件で多くの神絵師さんたちがTINAMIに移行しているという情報もあったりしますし、候補としては用意しておいて間違いないでしょう。

 

 

＞＞TINAMI【公式】

 

ポイピク

 

最後はポイピクですね。

こちらはどうも一覧性に若干の難があるということは、筆者も感じる部分ではあります。

 

 

となると、読者視点で考えると少し悩ましいかなあ…と思ったりして悩みます。

 

＞＞ポイピク【公式】

 

Pixiv騒動2022の炎上や退会・アカウント削除・垢消し理由のまとめ

 

■Pixiv騒動2022で炎上したセクハラ（性加害）問題

Pixiv社内に勤めるトランスジェンダー社員に対し、同社の男性上司がセクハラを行っていた事実が発覚。

■Pixiv騒動2022の炎上で退会・アカウント削除・垢消しする理由は？

Pixivの社内体質に対する抗議の一環として、大量のアカウントで「退会・垢消し」を実行している。

Pixivへの問い合わせ窓口にメールや電話をするなどして、正式に抗議のメッセージを届けることを推奨します。

また、SNS上で退会行為を促すようなマネだけは絶対にやめましょう。

■Pixiv騒動2022の炎上で退会・アカウント削除・垢消しする必要はある？

退会・垢消しする必要はありません。

以下のような点を十分踏まえたうえ、それでも「退会・アカウント削除（垢消し）するのが最適解」と思うのであれば自由にすればよいかと思います。

  • 退会・アカウント削除後（垢消し）、読者に対してどう説明し、どのように誘導する？
  • 突然のアカウント削除について、読者の気持ちは考えたことがあるか？
  • Pixivの正常な社員さんへの気持ちは考えたか？

筆者はアカウント削除はしませんでした。

■Pixiv騒動2022の炎上で絵や小説が見れない場合はどうする？

以下のようなプラットフォームを使うのがよさそうです。

  • ニコニコ静画
  • Art Station
  • TINAMI
  • ポイピク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。